2025 FRJ第4戦(Race8,9,10)スポーツランドSUGO(8/30-31)レポート

FRJ

ジャンビン選手、初の菅生をベストリザルトで終える

B-Max Racing Team(チーム総代表 組田龍司)は、8月30〜31日にスポーツランドSUGOで行われたフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権(FRJ)第4戦(Race8〜10)に参戦し、ジャ・ジャンビン選手が、予選、決勝ともに、自身のベストリザルトとなる4位を獲得しました。
なお、今大会は、スーパーフォーミュラ・ライツと併催となったため、今季両カテゴリーに参戦する卜部和久選手はFRJを欠場。ジャンビン選手のみの参戦となりました。

■予選(8月30日(土)午前11時〜11時45分)
上空には雲が多く蒸し暑い天候のなか予選がスタート。ジャンビン選手は、コースイン後に一旦ピットに戻り、終盤にアタックを行うというパターンで、リズムを作り、徐々にタイムアップ。Race8、9ともに、安定して1分18秒前半のタイムをマーク。トップ3車には離されましたが、自身のベストグリッドとなる4位を獲得しました。
レース8の予選セカンドタイムで決まるRace10も4位と、3レースすべてで2列目グリッドを得ました。

ドライバー Race8予選タイム
(順位)
Race9予選タイム
(順位)
Race10予選タイム
(順位)
51号車 ジャ・ジャンビン 1分18秒182
( 4/9)
1分18秒149
( 4/9)
1分18秒507
( 4/9)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:30℃、路面温度:37℃

■Race8決勝(8月30日(土)午後1時10分〜22周)
スタートでポジションを守ったジャンビン選手は、1分19秒台のペースで走行を続けました。3周目にジャンビン選手の後方で競り合っていた車両が、馬の背コーナーでコースアウト。セーフティカーが入りました。
6周目のリスタートでも4位を守ったジャンビン選手は、レース後半、順位を上げてきた猪爪選手にプレッシャーをかけられますが、安定したペースで、その差を詰められることなくポジションをキープ。自身のベストリザルトとなる4位でチェッカーを受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
51号車 ジャ・ジャンビン 4位 1分18秒994( 5/9)   12(33)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:29℃、路面温度:35℃

■Race9決勝(8月31日(日)午前10時00分〜22周)
雲が垂れ込め、やや蒸し暑さを感じるものの、気温25度と過ごしやすい天候のなか、スタートを迎えました。
トップ3車は1周目からハイペースで逃げますが、ジャンビン選手は、1分19秒台前半から18秒台後半のラップタイムで周回を重ね、4位をキープし続けました。終盤には鳥羽選手の追い上げを受けますが、これを抑え、前日のRace8に続いて、自己最高位タイとなる4位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
51号車 ジャ・ジャンビン 4位 1分18秒810( 5/9)   12(45)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:25℃、路面温度:28℃

■Race10決勝(8月31日(日)午後2時00分〜22周)
ジャンビン選手は、4位をキープして1分19秒台から18秒台にペースを上げて周回を重ねました。14周目に後方から追い上げてきた小田選手に、1コーナーでかわされ、その後はややペースが落ちましたが、5位でフィニッシュ。この週末は、3レースとも大きなミスなく安定したリザルトを残しました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
51号車 ジャ・ジャンビン 5位 1分18秒762( 5/9)   10(55)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:25℃、路面温度:26℃

■51号車ドライバー ジャ・ジャンビン選手コメント
「今大会は、間違いなく今シーズン最高の走りができました。獲得ポイントも、今大会だけで、これまで3大会の合計を上回ったと思います。その点には非常に満足しています。レースの質や内容においても、これまでとは異なるレベルのドライビングを見せられたと思います。ただ、レースペースにおいては、まだ大幅に改善する余地があると感じています。これは残る2大会で取り組むべき課題です。
初めて経験したスポーツランドSUGOですが、アップダウンがあり、高速、中高速コーナーが多く、走っていて気持ちの良いコースです。いずれまた、ここに戻って来るのが楽しみです」

■51号車アドバイザー 関口雄飛コメント
「前回の鈴鹿大会から、彼自身、大きく成長しました。最後のレースはポジションを落としましたが、予選ではすべて4位を獲得し、決勝もレース1、レース2と、走るたびに速くなり、トップとのタイム差も縮まっていきました。さらに努力は必要ですが、今大会に関しては合格点をあげても良いと思います。まだまだ経験が少ないので、走り込むことで、残る2大会はさらに良くなると思います」



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