
中井選手が表彰台に上り、チームに光明をもたらす
B-MAX ENGINEERING(FIA-F4チーム代表 木村俊泰)は、9月18日〜20日にスポーツランドSUGOで行われたFIA-F4選手権(チャンピオンクラス)第9、10戦に参戦し、中井陽斗選手が、第10戦で3位表彰台を獲得しました。箕浦稜己選手は練習走行から歯車が噛み合わずに、第9戦の17位がベストリザルトでした。
なお、インディペンデントクラスは、今田信宏選手が先のSFライツのアクシデントにより欠場、DRAGON選手も所用で参戦を見送り、今大会、B-Maxからの参戦はありませんでした。
| チャンピオンクラス |
■第9、10戦予選(9月18日(金)午後1時10分〜30分)
練習走行から上位陣に遜色ないタイムをマークしていた中井選手は、二度の赤旗中断のあった予選でもしっかりタイムを出し、残り4分となった2回目の中断からの再開後に1分24秒452、1分24秒211を連続してマークし、5位、3位の自己ベストとなるグリッドを獲得しました。
箕浦選手は、やや苦手意識のあるコースで、タイムを伸ばすことができず、最後の周に1分24秒726までタイムアップしたところでチェッカー。16位、23位と厳しい位置からのスタートとなりました。

| ドライバー | 第9戦予選Bestタイム(順位) | 第10戦予選2ndタイム(順位) | |
| 42号車 | 箕浦稜己 | 1分24秒726(16) | 1分25秒640(23) |
| 43号車 | 中井陽斗 | 1分24秒211( 5) | 1分24秒452( 3) |
- 天候:曇り、コース:ドライ、気温:24℃、路面温度:32℃
■第9戦決勝(9月19日(土)午前9時20分〜17周)
ダンプコンディションの難しい路面となった決勝で、二人はレインタイヤを選択して決勝に臨みました。オープニングラップで中井選手は3位まで順位を上げて戻ってきました。箕浦選手もスリックタイヤを履く選手を、次々にパスし、6周目には10位までポジションを上げました。
しかし、この頃から路面は急速に乾き始め、スリック装着車がレインタイヤを履く車両を次々にオーバーテイク。8周目には中井選手4位、箕浦選手13位と、徐々に後退してしまいました。それでも、中井選手は11周目6位、12周目10位と粘り、13周目に入ったセーフティカーにも助けられ、ポイント圏内の10位でフィニッシュ。箕浦選手は17位まで順位を下げてチェッカーを受けました。

| ドライバー | 決勝順位 | ベストタイム(順位) | Point(累計) | |
| 42号車 | 箕浦稜己 | 17位 | 1分32秒648(24) | 0( 2) |
| 43号車 | 中井陽斗 | 10位 | 1分31秒778(16) | 1(19) |
- 天候:曇り、コース:ウェット、気温:20℃、路面温度:24℃
■第10戦決勝(9月20日(日)午前9時20分〜17周)
小雨が降り続きコースは完全なウェットとなり、安全のためレースはSCスタートとなりました。得意のスタートで順位を上げるチャンスを失ってしまった中井選手ですが、SCが外れた後は手堅くポジションをキープ。レース後半から僅かずつ前を行く2位白崎選手とのギャップを削っていき、一時は1秒あった差を0.4秒まで縮めました。
しかし、仕掛けるまでには至らず、15周目にコースオフした車両の排除でSCが入り、結局レースはSC先導のままチェッカーとなりました。中井選手は開幕大会以来、二度目の表彰台に上がりました。23番グリッドからスタートした箕浦選手は、集団の中で粘り強く走って、21位でフィニッシュしました。

| ドライバー | 決勝順位 | ベストタイム(順位) | Point(累計) | |
| 42号車 | 箕浦稜己 | 21位 | 1分35秒522(22) | 0( 2) |
| 43号車 | 中井陽斗 | 3位 | 1分34秒539( 7) | 15(34) |
- 天候:雨、コース:ウェット、気温:22℃、路面温度:21℃
■JMS RACING with B-MAXチーム監督 佐々木大樹コメント
「今大会は、事前のテストから調子が良く、期待を持って臨みました。中井選手は、練習走行で総合トップを取る仕上がりを見せ、日々練習してきた成果が出てきていると実感できました。箕浦選手は、前回のテストが初走行のコースでしたが、その中でもトップとの差は着実に詰めていたので、予選に期待をしていました。
赤旗続出で難しい予選となりましたが、中井選手は数少ないアタックラップで、しっかりタイムを残して上位グリッドを獲得しました。もっと上が狙えたので、残念な気持ちもありますが、成長を感じさせてくれました。箕浦選手は、トラックポジションをうまく取れずに、満足なアタックができずに終わってしまい残念でした。
決勝は、第1レースはタイヤ選択の勝負になってしまいましたが、中井選手が序盤からトップ争いを繰り広げていたことを考えると、ウェットでもポテンシャルの高さを発揮できていたように思います。
最終的に、チームとしては中井選手が開幕戦以来の表彰台を獲得し、次につながるレースとなりました。課題を潰していけば、表彰台の中央も狙えると思いますので、引き続き、優勝を目指して頑張ります」
■42号車ドライバー 箕浦稜己選手コメント
「第1レースは、レインタイヤを選んで、序盤から前に出る作戦をとったのですが、思っていた以上にグリップが落ちてしまいました。あそこまで路面が乾いていたらスリックタイヤを履くべきだったと反省していますし、タイヤ選択の難しさを改めて実感する良い経験になりました。第2レースは、スタート位置が後方だったこともあり、前が見えづらい中で、そのままレースが終わってしまいました。
今大会は、予選でうまく合わせ込むことができませんでした。また、考えながら走ってしまったことで、迷いが生じてしまったように思います。普段から自分の走りをしっかり確立し、迷わずに思い切って予選に臨めるようにしていきたいです。次は自分の走りを出し切れるよう頑張ります」
■43号車ドライバー 中井陽斗選手コメント
「開幕戦での表彰台以降、ポイントすら獲れないレースが続いていましたが、今回は練習から調子が良く、3位表彰台を獲得できて良かったです。
コースとの相性の良さもありましたが、何より、ここで結果を出すという強い気持ちがあったからこそ、事前のシミュレーターや、テスト走行の取り組みなどでも、意識が変わり、良い流れでレースウィークに臨めたと思います。
第1レースは、タイヤ選択で、惜しくも勝利のチャンスを逃す形となりましたが、自分の判断として選んだことですし、今後の経験として活かしていきます。最後は、しっかりと3位の位置をキープして表彰台で終えることができたので、悪くない週末だったと感じています。勝ちたい気持ちはますます強くなったので、さらに上を目指して頑張ります」
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