2026 FIA-F4第1,2戦富士スピードウェイ(5/2-4) HFDP with B-Maxレポート

FIA-F4

百瀬選手、開幕戦で3位獲得、第2戦は二人揃って入賞

HFDP with B-Max Racing Team(チーム代表 今関佳斗)は、5月2〜4日に富士スピードウェイで行われたFIA-F4選手権(チャンピオンクラス)第1〜2戦に参戦し、百瀬翔選手が第1戦で16番グリッドから怒涛の追い上げを見せ3位、第2戦では黒沢、百瀬選手が揃ってポイントを獲得しました。
チームとして参戦3年目となるシーズンは、車両リバリーを一新。昨年ランキング6位、2年目の挑戦となる百瀬翔選手と、ホンダ・レーシング・スクール鈴鹿(HRS鈴鹿)Formulaクラスを卒業し、FIA-F4初参戦となる黒沢和真のコンビでシーズンを戦います。

■第1、2戦予選(5月2日(土)午後1時10分〜1時30分)
初めての公式セッションに臨んだ黒沢選手は、緊張のなか徐々にタイムを上げて、8番手となる1分46秒533をマークしました。しかし、このベストタイムは走路外走行があったとして抹消され、さらに複数回の走路外走行により、第1戦は4グリッド降格のペナルティを受けてしまいました。
百瀬選手は、練習走行でトラブルが出て十分に走行できなかったこともあって、リズムに乗ることができず、まさかの下位に沈んでしまいました。百瀬選手も走路外走行で、セカンドタイムが抹消となり、第2戦は26番手という自身のワーストグリッドからのスタートとなりました。

ドライバー 第1戦予選Bestタイム(順位) 第2戦予選2ndタイム(順位)
50号車 百瀬  翔 1分46秒814(16) 1分47秒474(26)
51号車 黒沢和真 1分46秒705(13) 1分46秒740(10)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:22℃、路面温度:45℃

■第1戦決勝(5月3日(日)午前9時15分〜14周)
14番手スタートの百瀬選手は、オープニングラップを11位で終えると、セーフティカー(SC)ランから再スタートが切られた7周目には6位まで順位を上げました。トップ集団の後方につけた百瀬選手はさらに上位を窺いますが、上位陣の攻略は容易ではなく5位でフィニッシュ。悔しさを滲ませましたが、上位2台が接触のペナルティで降格となり、最終順位は3位。上々のシーズンスタートとなりました。
黒沢選手は、デビュー戦の洗礼を受け1周目に他車と接触。ピットに入り車両をチェックしてコース復帰し、28位で完走しました。順位は下位でしたが、終盤には上位陣を上回るペースで走り、ベストタイムは2位を記録。ポテンシャルの高さを見せました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 百瀬  翔  3位 1分47秒502(16)  15(15)
51号車 黒沢和真 28位 1分46秒696( 2)   0( 0)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:21℃、路面温度:26℃

■第2戦決勝(5月4日(月)午前9時20分〜14周)
黒沢選手は、10番グリッドからスタートすると、序盤の混乱のなかで4周目に14位まで順位を落としますが、ここから徐々に順位を回復。5周目12位、7周目11位、10周目には9位までポジションを上げてフィニッシュ。一方、26番グリッドからスタートした百瀬選手は、オープニングラップで早くも17位まで上がると、SCランを挟んで、4周目16位、6周目14位と追い上げ、7周目には黒沢選手の後方12位にまでポジションアップ。終盤に2台を抜いて10位でチェッカーを受け、黒沢選手とともに揃ってポイントを獲得しました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 百瀬  翔 10位 1分46秒992(14)  1(16)
51号車 黒沢和真  9位 1分46秒916(11)  2( 2)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:20℃、路面温度:25℃

■チーム監督 武藤英紀コメント
「予選は予想外に苦戦しました。走路外走行のペナルティもあって、本来のグリッドではない位置からのスタートになりましたが、百瀬選手は両レースともに素晴らしい追い上げを見せてくれました。混戦のなかで接触もなく、しっかり順位を上げて帰って来ましたし、バトルでの駆け引きも上達していて、成長を感じさせてくれました。
黒澤選手は、1レース目は1周目に接触してしまいましたが、ペースは悪くありませんでしたので、普通にレースができれば良いところに行けると思っていました。第2戦は序盤順位を落としましたが、ポイント圏内まで順位を戻すことができました。実戦のキャリアが少ないので、まずは、しっかりレースを終え、次に繋がる経験を積むことができたのは良かったと思います。
結果は望んだものではありませんでしたが、チームとして力強いレースをお見せすることができました。優勝争いに加われるポテンシャルがあることは確認できましたので、次戦からの巻き返しを期待してください。応援ありがとうございました」

■50号車ドライバー 百瀬 翔選手コメント
「トラブルが出て、少し悪い流れで始まったレースウィークでした。予選も後方に沈んでしまい、一時はどうなるかと不安になりましたが、まだレースは終わっていないと自分に言い聞かせ、気持ちを切り替えました。決勝は、自信を持ってアグレッシブに攻めた結果、第1戦は繰り上がりでしたが3位、第2戦もポイント圏内まで上がることができ、シーズンのスタートとしては、悪くない流れがつくれたと思います。予選は悔やまれますが、決勝は自分のベストは尽くせましたし、非常に良い感触も得られました。
次の岡山大会までに、武藤監督、今関エンジニアとミーティングを重ねて今回の課題を改善し、次の大会では自分のベストを出し切って、最高の結果を持ち帰りたいと思います」

■51号車ドライバー 黒沢和真選手コメント
「予選のタイムは悪くありませんでしたが、走路外走行のペナルティでグリッドは下がってしまいました。1レース目は、その影響もあって少し焦りがあったのかもしれません。接触して大きく順位を落とす結果になってしまいました。でも、ペナルティも含め、良い勉強になりました。2レース目はスタートも、位置取りも良かったのですが、1コーナーで前車が接触してスロー走行になり、それに引っ掛かって順位を下げてしまいました。でも、自分のペースを維持するよう心掛けて順位を戻すことができました。
いろいろありましたが、走りやバトルの感覚も掴めてきましたし、週末の過ごし方も分かってきました。結果は決して満足できるものではありませんでしたが、この経験を活かし、次の大会へ向けては、また違う臨み方ができると思います。次は予選から良いポジションを得て、レースも強い気持ちでバトルできるように、しっかり準備していきます」

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