FIA-F4ドライバーオーディションで2名を選出(JMSレーシング)

FIA-F4

実力伯仲の最終審査で、今季のFIA-F4ドライバー2名を選出

JMSレーシング(代表 今田信宏)は、「才能ある若手にチャンスを与え、メーカー育成に負けないドライバーを育てる」という、独自の育成プログラムであるJMDP(ジャパン・モータースポーツ・ドライバーズディベロップメント・プログラム)の趣旨のもと、2026年FIA-F4ジャパニーズ選手権に参戦するドライバーのオーディションを実施し、中井陽斗(なかい はると)選手、箕浦稜己(みのうら りょうき)選手を選出しました。

当初の予定では、最終的に1名を選出し、今シーズンのFIA-F4シリーズに参戦する予定でしたが、最終選考まで進んだ両選手が甲乙つけがたいため、シリーズ前半は2名体制で参戦し、実戦を通じた審査により後半は1名に絞って参戦いたします。

オーディションには、国内外19名のドライバーから応募があり、実績や将来性などを審査した第一次審査により6名に絞り、参戦に向けた諸条件を満たしているかを審査した第二次審査により、最終実技審査に進む4選手を選出しました。
実技審査は、3月2日に富士スピードウェイで実施しました。当初、2日をかけて4選手が2台を交互に走らせる予定でしたが、2日目が終日雨予報だったので、条件を揃えるために、急きょ4台を準備し、1台ずつを割り当てて4セッションを走行しました。
実技では、タイムはもちろんですが、テストに臨む姿勢、インターバルにおける佐々木監督やスタッフへの質疑の内容、データや車載映像から読み取れる能力などを審査しました。

そして、JMSレーシング今田代表、佐々木大樹監督兼ドライビングアドバイザー、B-Maxレーシングチーム組田龍司総代表による最終選考の結果、2026シーズンのドライバー最終候補に中井選手と箕浦選手を選出しました。
両選手は、3月13日に行われるFIA-F4スプリングトレーニングから、佐々木監督のもと、チャンピオン獲得を目指して活動を開始します。

JMSレーシングとB-MAX ENGINEERING(プライベーターの活動をサポートするB-Max Racing Teamの 姉妹チーム)が強力タッグを組む、JMS Racing with B-Maxの活躍にご注目ください。

■ドライバープロフィールとコメント

中井 陽斗 Haruto Nakai
出 身 地 香川県
生年月日 2008年8月2日(17歳)
主な戦績 2022地方カート鈴鹿FS-125部門CHAMP(2勝)
2023全日本カートOK部門5位(最高位3位)
2024全日本カートOK部門11位(最高位3位)/全日本カートEV部門6位(最高位3位)
2025全日本カートEV部門5位(最高位3位)/F110CUP 3位(1勝)/FIA-F4選手権20位(最高位9位)
中井選手コメント
「FIA-F4には2年目の参戦になります。昨年のデビューイヤーは全く速さを発揮できず苦戦を強いられた1年でした。今回のオーディションは2年目のシートを獲得する最後のチャンスであり、このチャンスを掴み取れたことを嬉しく思います。このようなチャンスを用意してくださったJMS Racing with B-Maxの皆様に感謝しかありません。昨年足りなかった要素を補い、シリーズチャンピオン獲得のために全力を尽くします。応援よろしくお願いいたします」
箕浦 稜己 Ryoki Minoura
出 身 地 岐阜県
生年月日 2009年1月2日(17歳)
主な戦績 2023地方カート鈴鹿FS-125/X30部門CHAMP/HRS鈴鹿Kart Class修了
2024 HRS鈴鹿Formula Class修了
2025 S-FJジャパンリーグ 3位(1勝)/S-FJ日本一決定戦 優勝
箕浦選手コメント
「去年、S-FJのデビューイヤーで日本一を獲得することができました。しかし、S-FJ鈴鹿シリーズではマシントラブルが多く、十分にポイントを獲得することができませんでした。今年はFIA-F4に初めて挑戦します。チームにいただいたチャンスに責任を持って、去年取れなかったシリーズチャンピオンをFIA-F4で本気で取りに行きます。練習走行から一周、一コーナーも無駄にせず全力で取り組みます」

■JMSレーシング代表 今田信宏コメント
「短期間の募集にもかかわらず、国内外から想定を超える多くのドライバーに応募をいただき、またやや遅い募集タイミングの中で、既にシートが決まっている方々からもこの体制で走りたかった、などの声をいただき感謝しています。
オーディションは、主観的要素を極力排した点数制で複数次にわたって審査を行い、その過程では、甲乙つけ難い僅差の選手がたくさんいました。最終的に残った2名は予想を上回る速さを見せました。1名は昨シーズンの戦績は振るわず、1名はFIAーF4で一度も走ったことのない選手です。レースキャリアもスタイルも異なりますが、十分上位争いができるポテンシャルがあると判断し、シリーズ前半は中井、箕浦両選手を走らせるという決断をしました。二人には後半のシートを勝ち取るべく、成長を見せて欲しいと思います。チームオーナーとして、また同じレースを走る一人の選手として楽しみにしています」

■チーム監督 佐々木大樹コメント
「実技審査では、速さはもちろんですが、理論的に正しくクルマを走らせているかという点に重きを置きました。これはステップアップし、プロドライバーになるためには非常に重要と考えています。ジュニアカテゴリーでは、コースやクルマに慣れている選手が速いケースがありますが、見据えているのはその先なので、そこでは、正しい運転ができるという基礎的なスキルの高さが必要不可欠です。
もちろん、走り方に絶対的な正解があるわけではないので、こんな走りをするにはこういう理由があるというのを、理論的に整理できれば問題はありません。シーズン中にそういうディスカッションをしながら、一緒に上を目指していけるドライバーは誰なのかと考えたときに、可能性を感じたのが中井選手と箕浦選手の二人でした」

■B-Maxレーシングチーム総代表 組田龍司コメント
「非常に僅差で選考は難航しました。特に二人は超僅差でしたので、今田チームオーナーと佐々木監督と相談し、二人を走らせて実戦で審査を継続することにしました。B-Maxで準備する万全の状態のクルマと、理論派の佐々木監督のもとで走ることができる体制は、メーカー育成チームに匹敵する最高の環境だと思います。二人には、思う存分力を発揮してもらい、前半からチャンピオン争いに絡む活躍をして、再度我々を悩ませてくれることを期待しています」

JMSレーシングの母体であるJMS(一般社団法人 日本モータースポーツ協会)は、SFライツ、FIA-F4などで活躍するジェントルマンドライバー・今田信宏が代表理事を務める団体です。モータースポーツの健全な発展を目的として、未来のレース界を担う才能を発掘するため、2025年からB-MAX ENGINEERINGと連携して、若手育成のプログラム「JMDP(ジャパン・モータースポーツ・ドライバーズディベロップメント・プログラム)」を開始しました。
▶ JMS Webサイトhttps://www.j-ms.org/

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