2026 FIA-F4第3,4戦岡山国際サーキット(6/13-14) HFDP with B-Maxレポート

FIA-F4

苦戦を強いられた週末、黒沢選手の10位が最高位

HFDP with B-Max Racing Team(チーム代表 今関佳斗)は、6月13、14日に岡山国際サーキットで行われたFIA-F4選手権(チャンピオンクラス)第3、4戦に参戦し、黒沢和真選手が、第4戦で10位に入り2大会続けてポイントを獲得しました。百瀬翔選手は予選から苦しみ、決勝では追い上げたものの、ポイント獲得はなりませんでした。

開幕大会から1か月強のインターバルを経て、舞台は2019年以来の開催となる岡山国際サーキットに移りました。今大会は通常のSUPER GTのサポートレースではなく、スーパーフォーミュラ・ライツ選手権との併催で行われました。

■第3、4戦予選(6月13日(土)午前10時05分〜10時25分)
セッション開始から計測5周目までは、百瀬選手、黒沢選手ともに、1分35秒台から1分34秒台へと順調にタイムを上げました。その後、トップグループが1分33秒台に入れるなか、黒沢選手は計測7周目に1分34秒142をマークし9番グリッドを確保しますが、百瀬選手はタイムを伸ばせず、1分34秒612で24位という想定外の後方グリッドになってしまいました。
第4戦のグリッドを決めるセカンドタイムでも、黒沢選手10位、百瀬選手22位と、抜きどころの少ないコースで、厳しい位置からのスタートとなりました。

ドライバー 第3戦予選Bestタイム(順位) 第4戦予選2ndタイム(順位)
50号車 百瀬  翔 1分34秒612(24) 1分34秒618(22)
51号車 黒沢和真 1分34秒142( 9) 1分34秒210(10)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:25℃、路面温度:36℃

■第3戦決勝(6月13日(土)午後1時50分〜15周)
スタートの混乱で接触があり、後方グリッドの車両がストレート脇にストップ。1周目からセーフティカー(SC)が導入されました。黒沢選手はポジションを落として11位、百瀬選手は21位で、レースの再開を待ちました。
5周目にリスタートを迎えると、黒沢選手は4台による9位争いを展開しますが、順位を上げることは叶わず、11位でフィニッシュ。惜しくもポイント獲得はなりませんでした。百瀬選手は、10周目までに2つポジションを上げますが、その後はチャンスを見いだせず、19位でチェッカーを受けました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 百瀬  翔 19位 1分35秒172(17)  0(16)
51号車 黒沢和真 11位 1分34秒953(15)  0( 2)
  • 天候:晴れ、コース:ドライ、気温:28℃、路面温度:45℃

■第4戦決勝(6月14日(日)午後1時00分〜15周)
10番グリッドスタートの黒沢選手はポジションキープ。「ポイント圏内まで追い上げたい」と言っていた百瀬選手はスタートで3つ順位を上げて19位でオープニングラップを終えました。百瀬選手は、2周目にも1台抜いて18位まで上がりますが、3周目に後方でアクシデントがあり、ここでSCランとなりました。
8周目にリスタートを迎えると、黒沢選手はペースを上げ、最終ラップにベストタイムを刻む走りで前車を追いましたが、オーバーテイクには至らず10位。開幕大会に続くポイントを獲得しました。一方、百瀬選手はペースが上がらず、混戦のなかで順位を落とし、20位でフィニッシュしました。

ドライバー 決勝順位 ベストタイム(順位) Point(累計)
50号車 百瀬  翔 20位 1分35秒675(21)  0(16)
51号車 黒沢和真 10位 1分35秒064( 8)  1( 3)
  • 天候:曇り、コース:ドライ、気温:24℃、路面温度:31℃

■チーム監督 武藤英紀コメント
「黒沢選手は、走行機会が少ないなか、予選では自身のベストを引き出す走りを見せてくれました。経験値を考慮すれば十分な内容だったと思います。決勝でも随所で熱いバトルを見せてくれました。ただ、あえて言うなら、前車をパスするという気概を感じさせて欲しかったですね。リタイアを恐れず、攻め抜いたなかで得られる経験もありますので、今後はそうしたアグレッシブな走りを見せてほしいと期待しています。
百瀬選手は、予選において自らの判断で位置取りを変えましたが、それが裏目に出てしまいました。前大会でも予選で沈んでしまいましたが、本来走るべき上位のポジションに戻るためには、一度リセットが必要ですね。次の大会まで時間がありますので、クルマも含めて再度見直したいと思います。応援ありがとうございました」

■50号車ドライバー 百瀬 翔選手コメント
「今大会は、練習走行の調子は悪くなかったものの、とにかく予選を上手くまとめきれなかったことが最大の反省点です。位置取りを含めて、考えすぎて自滅してしまった感じです。決勝に関しては、次戦以降に向けても走りの方向性を見つけられたり、抜きにくいコースで自らオーバーテイクできたりと、順位以上にポジティブな面が多かったです。
練習走行のペースを維持できていれば、上位フィニッシュやポイント獲得が十分狙えただけに、非常に悔いが残りました。次戦以降は、あまり考えすぎないよう、走る瞬間には頭をすっきりさせてフラットな状態で挑めるようにしたいと思います」

■51号車ドライバー 黒沢和真選手コメント
「第4戦は、後方から追われる展開となりましたが、そこを上手く抑えられたのは良かったと思います。ただ、セーフティーカー明けの周に、ダブルヘアピンの1つ目でオーバーを出して離されてしまった点は大きな反省点です。それでもポジションを守り抜き、ポイントを獲得できたことはポジティブに捉えています。マシンの動きも、初日より良い方向へ進みましたし、自分の身体も馴染んで、最終周にベストタイムを更新できた点は収穫です。
ただ、このコースで上位フィニッシュを狙うには、予選の順位やペースがまだ足りていません。テストで調子が良くても、コンディションが変わると、マシン特性も大きく変化してしまう難しさがあります。今後は予選のコンディションや新品タイヤのグリップにしっかりと合わせ込み、予選、決勝ともに順位を引き上げていきたいです」

Photo Gallery



関連記事

特集記事

TOP
CLOSE